【花石】アンモナイトとイノコヅチ

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アンモナイトとイノコヅチ　ws052

羊の角のような渦巻型が美しい「ペリスフィンクテス」という種類のアンモナイト。中生代ジュラ紀の代表的な生物のひとつで、劣化しにくい殻を持っていたことから多くの化石が残っています。
アンモナイトに根を張るのはイノコヅチという植物。この針葉樹のようなシルエットを見た時に、針葉樹林の根に抱かれて眠るアンモナイトのイメージが浮かびました。2億年前に海を泳いでいた生物が今も土の中で眠っていて、その上に花が咲き私たちが暮らしている。そんな地球が内包する時間を閉じ込めた作品です。

【花石とは】
銅化した本物の植物と鉱物を使ったアートオブジェ。
地球が過ごしてきた永いながい年月を結晶化した鉱物と、儚い一瞬の姿を金属化し時を止めた植物。自然が生み出す造形の美しさと時間を閉じ込めました。
全ての作品にシリアルナンバーが付いており、オリジナルの箱と鉱物植物に関する説明書を同封します。自然造形の美しさはもちろん、ぜひどんな鉱物植物なのか背景も合わせてお楽しみください。

●アンモナイト　Ammonoidea
約2億年前から世界中の海で広く繁栄し、6500万年前に恐竜と共に絶滅したアンモナイト。現存する生き物ではオウム貝が近いと言われていますが、実はタコやイカの仲間です。

●イノコヅチ　Achyranthes bidentata
全国に広く自生する雑草で、食用・漢方薬として使われることもあります。とげとげになっているのは果実で、動物や衣服に付着し遠くまで種を散布する、いわゆる「ひっつきむし」と呼ばれるものです。

●エレクトロフォーミングとは
植物や鉱物など、金属ではないものの表面に電気メッキをかける技術。儚く枯れてしまう植物を金属に変えることでその時間と美しさを留めることができる、錬金術のような技法です。金属の層を厚くすることにより、強度も保たれます。

●銅の経年変化とメンテナンスについて
初めはピンクゴールドに似た色味ですが、空気中の酸素・水分・人間の汗や皮脂にって経年変化し、使い込んだアンティークのような質感に変化していきます。変化が気になる場合は、アクセサリー用の磨き布、金属磨き液などを使えば、輝きが蘇ります。経年変化も味わいながらお楽しみいただければ何よりです。

●森林保護を行う団体に寄付します
自然のものを利用させていただく感謝として、森林保護に貢献します。こちらの商品の売上の5％を、世界で森を守るため、森林資源の調査研究・植林を行う団体に寄付します。

素材：アンモナイト（ペリスフィンクテス/マダガスカル産）・イノコヅチ（銅コーティング）
サイズ：高さ45mm 横38mm 厚35mm
送料無料（ゆうパック）

※7/13-7/31日までの期間限定販売です。