【一点物】原石のパイライト・フローライト・パールの金継ぎピアス

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原石のパイライト・フローライト・パールの金継ぎピアス　wo274

大振りなスティック状のパールと、無骨な金属光沢のパイライト、涼し気な半透明のフローライト。
それぞれの天然石の個性的な色形表情を金継ぎでまとめた、絶妙なバランス。
石の重みで斜めに傾き、耳に沿うような独特のデザインになっています。
大振りで存在感のあるピアスは、華やかな場所にも和装にも似合います。

サイズ：縦18mm 横17mm / 縦23mm 横18mm
素材：パイライト・フローライト・パール・K14ゴールドフィルド（ピアス金具）・合成漆・真鍮粉
　※パールには小さな穴が開いています。目立たないものを使用していますが、ご了承の上ご注文ください。

●使用している石・素材について

○フローライト
フローライトは鉄鉱石を溶かしやすくする性質を持ち、そのことからラテン語の「流れる」という意味の名が付きました。また、加熱すると光る「蛍光性」をもっているため、和名では「蛍石」と呼ばれています。
赤・黄色など様々な色幅がありますが、柔らかい紫色と緑色のものが多く産出されています。硬度は高くない比較的柔らかい石で、透明な石でもどこかふわっと優しい輝き方をします。

○パイライト
にぶい金色と独特の金属光沢が美しいパイライト。ゴールドと間違われることも多く「愚者の黄金（フールズゴールド）」とも呼ばれることもあります。
ハンマーでたたくと火花が飛び散ることから、古代では火打石としても使われていたそうです。パイライトという名前もラテン語のpyrites（火打石）から付けられました。
原石は火山活動が活発な地域で生成され、人口的に作られたかのように整った立方体や八面体の結晶になります。

○簡易金継ぎ
金継ぎとは、器の割れや欠けを漆で接着し、継いだ部分を金で装飾しながら修復する日本の伝統的な技法です。
この作品は本漆ではなくかぶれにくい合成樹脂を、金継ぎ部分には真鍮粉を使用しています。
普段使いに問題のない強度になっていますが、接合部分に強い力を掛けないようお使いください。
また、金継ぎ部分は強く削ると剥がれる可能性があります。