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2024/07/03 13:48

2024/7/6(土)20:00~
新シリーズ「創造共生標本」のアクセサリーを販売開始します!
創造共生標本
鉱物が共生し結晶化した創造上の標本。全て本物の原石を使用しています。
原石はひとつとして同じものはなく、磨かれずいびつで傷や内包物があっても、それ自体が美しく、地球が生み出した奇跡です。
「原石のままのあなたがうつくしい」
このコンセプトのもと、そのままのあなたの味方になるアクセサリーです。
「原石のままのあなたがうつくしい」
このコンセプトのもと、そのままのあなたの味方になるアクセサリーです。
創造共生標本を作るようになったキッカケ
鉱物植物オブジェ「花石」を作っている中で、アクセサリー用の原石ではない"鉱物標本"に触れることが多くなって、改めて鉱物の造形の美しさを感じています。
私が特に好きなのが、共生標本。鉱物って複数種が混在したような状態で育ったりするんですよね。クォーツの鉛筆型にパイライトの幾何学的なころころが入り込んでいたり、フローライトが聞いたことない鉱物から生えていたり。
私が特に好きなのが、共生標本。鉱物って複数種が混在したような状態で育ったりするんですよね。クォーツの鉛筆型にパイライトの幾何学的なころころが入り込んでいたり、フローライトが聞いたことない鉱物から生えていたり。
どの鉱物にも、「こんなものが地球で自然に生み出されてるの、すごい!!」という感動があります。

↑クォーツとパイライトの共生。そこに変形菌のようなユーカリも共生した花石のオブジェ
アクセサリーとして扱っているのは「宝石」の原石が多く、「鉱物」には私の知らないものばかり。思いもよらない見た目や共生具合、「そんな風に結晶化するの!?まじ?」と思うこともしばしば。
何故"共生"が好きなのかと考えると、現実世界でも"色んな奴がいた方が面白い"からだと思います。響き合ったり、化学反応を起こしたり、相容れなかったり。その関係性が面白くて美しい。
ただ多くの共生標本は大きくてアクセサリーにはできないので、小さなサイズで架空の標本を作りました。今までに収集してきたたくさんの石をああでもないこうでもないと組み合わせて、鉱物の世界にありそうでなさそうな、しっくりくる造形を創造する。地球の法則を私の手元でだけちょっと歪める感じが楽しいです。
何故"共生"が好きなのかと考えると、現実世界でも"色んな奴がいた方が面白い"からだと思います。響き合ったり、化学反応を起こしたり、相容れなかったり。その関係性が面白くて美しい。
ただ多くの共生標本は大きくてアクセサリーにはできないので、小さなサイズで架空の標本を作りました。今までに収集してきたたくさんの石をああでもないこうでもないと組み合わせて、鉱物の世界にありそうでなさそうな、しっくりくる造形を創造する。地球の法則を私の手元でだけちょっと歪める感じが楽しいです。
そして出来上がったものが、誰かに気に入っていただいてその方の耳元を飾るのを想像すると、よりわくわく。
「原石のままのあなたがうつくしい」
最近このコンセプトが頭にあります。原石は磨かれていなくていびつで傷や内包物があっても、その個性が美しい。それ自体が地球が生み出した奇跡です。
昔何かの小説で、「バリ・ヒンドゥーにおいて、全ての自然や人間は宇宙の叡智の結晶であるから、全てのものや人を尊重する」と言うようなことを読んだ記憶があって。(確か田口ランディの「7days in Bali」だったと思うけど、十年以上前だから私の頭の中で記憶が改変されているような気もします)。
「原石かわいいな~きれいだな~」と思いながらピアスの仕上げをしていて、急にそのことを思い出しました。
witchのコンセプトは長いこと「使ってくれる人をハッピーに」だったんですが、これって0を1にする作用で。最近の私がしたいことは、「0のままを肯定する」みたいなことかも知れません。
「創造共生標本」は、原石そのままのあなたに寄り添い、味方になってくれるようなアクセサリーでありたいと思って制作しています。