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2018/08/27 16:11

今回入荷した石の中で、定番では扱わないちょっと大きめの石、面白い石をご紹介します!

定番の石はこちらでご了解しています。
きらきらした可愛い方はこちら。 →原石入荷リスト

ピクチャーオパール

母岩とオパール層が絵画のように見える「ピクチャーオパール」。
無骨な母岩と、鮮やかなオパール層。スライスすることによって抽象画や幾何学模様のように見える面白いものを10個入荷しました。
右下の石が17×11mm。このくらいのサイズであればちょっと大きめのリングにしても可愛いです。
上段はネックレスか、ブローチなんかに加工しても素敵かも。


ファーデンクォーツ(パキスタン産)

ファーデンとはドイツ語で「糸」という意味で、水晶の中に白い糸のような模様ができているものをこう呼びます。
糸状の白い部分を起点として平面状の結晶が連結したという説と、地殻変動の影響で壊れた結晶が再結晶化する際に白い部分ができるという説があるようです。
正確な成因は分かっていないようですが、ごつごつとした不思議な形と中に連なる白い糸状のもやもやが面白い石です。
サイズは一番小さいもので20×15mmと存在感ある大きさのため、このまま形を活かしてネックレスにしようかと思っています。


クォーツ(アメリカ産)

こちらは鉛筆上の透明な結晶がクォーツらしいクォーツ。
右の石が9×23mm。大きめなのでネックレスに加工予定。
個人的印象なのですが、こういった縦長のクォーツはそのまま縦置きにするとファンタジーの世界で魔導士が着けていそうな雰囲気になって、おしゃれに着けるのが難しいです。(おしゃれに加工されている方もたくさんいらっしゃるけど、なんか私にはできない)
ファンタジー感も可愛いですが、シンプルに横置きのネックレスにしようかと思っています。


スモーキークォーツ(中国産)

シックなブラウンのグラデーション、両端が尖った結晶の形が美しいスモーキークォーツ。
左からマットなダークブラウン、透明な中に浮かぶ内包物、虫食いのような空洞が、それぞれめちゃめちゃかっこ良いです。
右の石が28×17mmと、結構巨大なサイズ。
ネックレスにしよう、ということだけは決めていますが、どういうデザインにするかは全く未定。


ファントムアメジスト(ブラジル産)

ファントムとは「幻影・幻」のこと。鉛筆型の結晶が育つ過程でいったん成長が止まり再度成長を始めた時に、表面にあった他の鉱物を取り込むことで山の幻影のような模様ができたものを言います。
写真では分かりにくいですが、石をのぞき込むと紫と白に分かれた山形の境目や、直線的な色の分かれ目が見えます。
右の石が25×13mm。これもネックレスにするつもりです。


スギライト(南アフリカ産)

岩石学者の杉教授が発見したことからこの名が付いたスギライト。
鮮やかな紫色と独特のマーブル模様、黒い母岩と線状に重なり合っている部分も印象的。
左の石が20×15mm。
切り出されたそのままの形を活かして、ブローチにしても可愛いかも。


ルビー(マダガスカル産)

鮮やかな赤色と、結晶が育つ六角形そのままの形が印象的なルビー。
透明感はありませんが、原石らしい力強い存在感があります。
ちょっと大きめのリングにしても可愛いですが、ネックレスかブローチに加工する予定。


こちらで紹介した非定番の大きめの石については、何か面白いな~加工したら素敵だろうな~というなんとなくの感じで仕入れていますので、どうなるかは未定。オーダーも承っていません(ごめんなさい)
素敵なものができたら販売しますので、その時を楽しみにしていただければ嬉しいです^^

定番の石はこちらで紹介しています →原石入荷リスト