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2018/06/20 00:00

和名:アフガン石 
色:淡青色~青色 無色、緑色、紫外線長波でオレンジ蛍光を示す
モース硬度:5.5-6.0
主な産地:アフガニスタン・アメリカ・カナダ・ロシア・イタリア
鉱物グループ:カンクリナイト

石言葉:レアストーンのため設定されていません


アフガナイトの産地・名前の由来

比較的新しい鉱物で、1968年にアフガニスタンのバダフシャーン地方のサン・エ・サン鉱山で発見されました。アフガニスタンで発見されたことから、この名が付けられましたが、他の地域でも産出されています。ただこの鉱山から産出されるアフガナイトは量や青の色味など、他と比べとてとても優れています。

アフガナイトの特徴

美しい青色が特徴のアフガナイトですが、この青色はラピスラズリの主成分であるラズライトの硫黄成分を含むことで現れます。同じ鉱山ではソーダライトやラズライトなど青系の鉱物も、産出されています。
ほとんどの石は不透明~半透明で、宝石質のものはとても珍しく中々手に入りません。また、へき開という一定方向に割れやすい性質があるため石のカットが難しく、特に大粒にカットされるものはわずかなため、高値で取引されています。

アフガナイトのアクセサリーについて

私がアフガナイトに出会ったのは、アフガニスタン系の石屋さんでした。すりガラスのような半透明の中に、粘度の高い青インクが混ざるような、ムラのある青色がとてもきれいな石です。私の持っている原石は形や色の個体差が大きいため、現在オーダーでのみ取り扱っています。
オーダーページはこちら

ビーズや丸玉としてはたまに見かけることもありますが、実物の宝石質のカット石はまだ目にしたことがありません。中々のレアストーンぶり。
取り扱いについての情報もあまり出てきませんが、一方向に割れやすい性質があり硬度も中程度ですので、強い衝撃・酸・日光などは避けた方が無難かも知れません。

 
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