【一点物】原石ルビー・スピネル・クォーツの金継ぎピアス

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原石ルビー・スピネル・クォーツの金継ぎピアス　wo327

深みのある赤色のルビー、うるうるとした透明感のスピネル、鉛筆型に伸びたクォーツ結晶。
それぞれの天然石の個性的な色形表情を金継ぎでまとめた、絶妙なバランスのピアスです。
抽象的な形にも、蝶の羽や花びらのようにも見えるデザインになっています。
さらりと身に着けるだけで、さり気なく個性的なアクセントをプラスしてくれます。

素材：ルビー・スピネル・クォーツ・K14ゴールドフィルド（ピアス金具）・合成漆・真鍮粉
サイズ：縦14mm 横12mm / 縦17mm 横12mm

●使用している石・素材・技法について

○ルビー
深い赤が美しいルビーは、コランダムというサファイアと同じ鉱物です。結晶にクロムが1%程度混入することで美しい赤色に発色し、最も美しい色味は「ピジョンブラッド」（ハトの血）と呼ばれ高く取引されています。
語源はラテン語で赤を意味する「ルベウス」。その歴史は古く、古代から宝石としてまた秘薬としても使われていました。

○スピネル
八面体の結晶を作ることから、ラテン語で「とげ」を意味する言葉からその名が付きました。
主にミャンマーやスリランカで産出されており、赤、青、緑、黄色など様々な色味を持ちます。
昔はルビーと混同されており、イギリス王室の王冠に飾られている「黒太子のルビー」は、実はルビーではなくスピネルだということが判明しています。

○簡易金継ぎ
金継ぎとは、器の割れや欠けを漆で接着し、継いだ部分を金で装飾しながら修復する日本の伝統的な技法です。
この作品は本漆ではなくかぶれにくい合成樹脂を、金継ぎ部分には真鍮粉を使用しています。
普段使いに問題のない強度になっていますが、接合部分に強い力を掛けないようお使いください。
また、金継ぎ部分は強く削ると剥がれる可能性があります。